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3−2 ベンツビルス港(写真3−10、11、12)
同港は12世紀に建設され、14世紀から16世紀にかけてハンザ同盟の基幹港として栄えた。現在、ロシアからの原油および石油精製品の積出し港として、同国で最大の貿易量を取り扱っている、岸壁沿いに所々工場が建ち並んでいたが、工場は老朽化しており、閉鎖されているものもあった。また、港口の防波堤先端部は暫定的に補強はされているものの本格的な改修が必要である。
港の施設概要は次のとおりである。
・港湾区域:1,600ha(うち水域面積:283ha)
・パース延長:10,300m
・岸壁最大水深:13.5m
・航路水深:14m
・フロ一ティングクレーン:1基
・ガントリークレーン:30基
・倉庫:69,300m2
・野積場:97,000m2
・タンク貯蔵容量:844,000m3
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